作成日: 2022-08-20
現実世界でプライバシーを保護する
普通の家電を使用する
IoT 家電はインターネット接続機能をもった家電であり、企業がユーザーの家電利用状況を監視できるためプライバシー上問題がある。
また、一部の IoT 家電はセキュリティがずさんで、マルウェアに感染しサイバー攻撃の温床となっている。
普通の家電を使用することが推奨される。
現金で決済する
電子決済は購入ログを追跡でき、プライバシー上問題がある。
実際に香港デモの参加者は、目的地に行くために交通系 IC カードではなく現金を使った。
現金での決済が推奨される。
マスクをつける
マスクは感染症対策に有効だが、同時にプライバシー保護にも幾分か効果がある。
スマートフォンの扱いに気をつける
マイク、カメラ、インターネット接続機能などがついたスマートフォンは盗聴、盗撮、ストーキングにも使える。
個人情報の宝庫であるスマートフォンは、適切にロックしなければ大変危険である。
なお、ロックを設定する場合は PIN (暗証番号) の使用が推奨される。ただし、誕生日、電話番号、その逆打ちなどを設定してはいけない。
一部の iPhone は電源をオフにしても Bluetooth などの一部機能が動作したままになる。
これは「探す」を機能させるためだが、電源オフでもそこに電子機器があることが周囲の人にわかってしまう。
以上のように、スマートフォンには気をつけなければいけない点が山ほどある。
最後に
「新しい」「便利な」サービス、ソフトウェア、デバイスは一度疑ってかかる必要がある。
昔からあるものは利点も欠点もはっきりしているが、新しいものは利点ばかり強調され欠点について精査されない場合が多い。
ぜひとも、疑う心を忘れないでほしい。