Kaede

作成日: 2022-03-16
更新日: 2022-09-04

【FF14】スマイルトンの英語版概要文には「今こそ、すべてを暴力で解決しよう!」の部分がない

この記事には Final Fantasy XIV のネタバレが含まれる

Final Fantasy XIV のダンジョン「楽園都市 スマイルトン (Smileton)」の概要 (Description) の文章を日本語版と英語版で比較した。

結果、文章の大筋は同じだが、日本語版にはある「1万2000年の文明史が証明してきた当たり前のことも、その大半を寝て過ごしてきたレポリットたちに、理解できるはずもなかった」や「今こそ、すべてを暴力で解決しよう!」などの特徴的な文章が英語版には存在しなかった。

逆に、英語版にはボスである「ビッグチーズ (The Big Cheese)」の名前が 2 回登場するが、日本語版には登場しない。

この記事の概要 (Description) の文章は 2022 年 3 月 16 日時点でエオルゼアデータベースに掲載されていたもの。

日本語版

楽園都市、スマイルトン。そこは、誰もが笑顔で暮らすことができる最高の街になるはずだった。 繰り返される仕様変更、迫り来る納期。このふたつが重なれば、どんな悲劇が起こるのか……1万2000年の文明史が証明してきた当たり前のことも、その大半を寝て過ごしてきたレポリットたちに、理解できるはずもなかった。このままでは月の最深部まで、笑顔で侵入者を叩き潰す、無慈悲な地下迷宮が広がってしまう。今こそ、すべてを暴力で解決しよう!

英語版とその日本語訳

Smileton was to be a paradise for the people of Etheirys, a refuge where every need is met, its inhabitants content and happy for all their days. But what is happiness? In pursuit of an answer, the Loporrits created the Big Cheese, designed to make manifest all they might need and more to fulfill the needs of their passengers-to-be. They were eager to please─perhaps, too eager─and their plans became more fickle, each new idea a betrayal of the last. The Big Cheese now burrows toward the center of the moon, a labyrinth of contradiction left in its wake. If left unchecked, its wanton pursuit of happiness may very well spell the end of the moon.
スマイルトンは、アーテリスの人々のための楽園であり、あらゆるニーズを満たす避難所であり、人々は満足し幸福な日々を過ごすはずでした。しかし、幸福とは何か?その答えを求め、レポリットたちは人々のニーズを満たすために必要なすべてを明らかにするためビッグチーズを作りました。彼らは人々を喜ばせたいと熱望していましたが、彼らの計画はころころ変わり、それぞれの新しいアイデアが最後の裏切りとなりました。ビッグチーズは今、月の中心に向かって潜り込み、その跡には矛盾の迷宮が残されています。このままでは、幸福の追求が原因で月が終わってしまうかもしれません。

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