Kaede

作成日: 2022-02-19
更新日: 2022-09-04

【FF14】魔導城プラエトリウムでのガイウスによる演説の日本語版と英語版の比較

この記事には Final Fantasy XIV のネタバレが含まれる

この記事では、Final Fantasy XIV のダンジョン「最終決戦 魔導城プラエトリウム」でのガイウス (Gaius van Baelsar) の演説を日本語版と英語版で比較する。

ここで言うガイウスの演説とは、愛用の紀行録における「最終決戦 魔導城プラエトリウム」カットシーン 8 でのガイウスのセリフのこと。

この記事の内容はパッチ 6.08 (Game Version: 2022.01.25.0000.0000) 時点のもの。

日本語版

問おう……。
うぬは、何のために闘う?

ならば、聞こう……。
このエオルゼアに、真実はあるのか?

虚偽で塗り固められた共存。
欺騙によって造られた街。
瞞着するために語られる神。

欺瞞に満ちたエオルゼアに、真実はあるのか。

蛮神の出現に「人」は恐れ慄き、
恐怖を拭うために「人」が戦う。
……おかしいとは思わぬか。

この地を護るという「エオルゼア十二神」。
己の守護神と仰ぐなら、ふたたび呼び降ろすがいい。
あの「カルテノー」の時のように。

そして、神を呼ぶ代償として、
クリスタルを喰わせ、エーテルを吸わせればいい!

うぬ等は気づいているはずだ。
十二神もまた、蛮神に過ぎない……と。
その力に頼れば、地は滅ぶ……と。

この真実を知ってもなお、
愚かな民が、偽りの神に縋るのは何故か。
賢人ルイゾワまでもが、神に縋ったのは何故か。

長が、王が、為政者が、
力無き弱者だからに他ならん!

人の世は、人によって支配されてこそ、
初めて存在価値がある。

人は太古より、他者との争いで自己を鍛え、
奪うことで富み、支配することで栄えてきた。

つまり、争いの果てに、
強者が弱者を導く先にこそ、未来があるのだ!

力無き弱者が民を導くゆえに、
偽りの神が呼ばれ、地は枯れ、命は死に絶える。

ならば、力有る者が支配すればよい。
欺瞞に満ちたこの地で、愚かな民を救うための真実は、
この一点のみに他ならない。

「英雄」と呼ばれる貴様たちを倒し、
我が力を天下に示そうぞ!
エオルゼアの真なる王としての力を!

そして、エオルゼアは新生するのだ!
力有る我が手によって!

英語版とその日本語訳

Tell me…for whom do you fight?
言ってみろ…お前は誰のために戦う?

Hmph! How very glib. And do you believe in Eorzea?
フン!なんて口が達者なんだ。エオルゼアを信じてるのか?

Eorzea’s unity is forged of falsehoods. Its city-states are built on deceit. And its faith is an instrument of deception.
エオルゼアの統一は虚偽の産物である。その都市国家は偽りの上に築かれている。そして、その信仰は欺瞞の道具である。

It is naught but a cobweb of lies. To believe in Eorzea is to believe in nothing.
それは嘘のクモの巣に過ぎない。エオルゼアを信じることは、何も信じないことだ。

In Eorzea, the beast tribes often summon gods to fight in their stead–though your comrades only rarely respond in kind. Which is strange, is it not?
エオルゼアでは、蛮族がしばしば神を召喚し、自分たちの代わりに戦わせるが、仲間たちがそれに応えることはほとんどない。不思議なことだと思わないか?

Are the “Twelve” otherwise engaged? I was given to understand they were your protectors. If you truly believe them your guardians, why do you not repeat the trick that served you so well at Carteneau, and call them down?
“12”は違うのか?彼らはお前たちの守護者だと聞いている。本当に守護者だと思うなら、なぜカルテノーの時のように彼らを呼び出さないんだ?

They will answer–so long as you lavish them with crystals and gorge them on aether.
クリスタルとエーテルを惜しみなく与えれば、彼らは答えてくれるだろう。

Your gods are no different from those of the beasts–eikons every one. Accept but this, and you will see how Eorzea’s faith is bleeding the land dry.
お前たちの神々は、蛮族の蛮神と何ら変わりはない。この事実を受け入れろ、エオルゼアの信仰がいかに国を荒廃させるか分かるだろう。

Nor is this unknown to your masters. Which prompts the question: why do they cling to these false deities? What drives even men of learning–even the great Louisoix–to grovel at their feet?
このことはお前たちの指導者も知らないわけないだろう。なぜ彼らはこのような偽りの神々に固執するのか?学のある人たちでさえー偉大なルイゾワでさえもー彼らの足元にひれ伏すのはなぜか?

The answer? Your masters lack the strength to do otherwise!
答えは?お前たちの指導者にはそうする力がないのだ!

For the world of man to mean anything, man must own the world.
人間の世界が意味を持つためには、人間が世界を所有しなければならない。

To this end, he hath fought ever to raise himself through conflict–to grow rich through conquest.
そのために、彼は争いによって自分を高め、征服によって豊かになろうと常に戦ってきた。

And when the dust of battle settles, it is ever the strong who dictate the fate of the weak.
そして、戦いのほこりが収まるとき、弱者の運命を決めるのはいつも強者なのだ。

Knowing this, but a single path is open to the impotent ruler–that of false worship. A path which leads to enervation and death.
このことを知れば、非力な支配者に開かれた道はただ一つ、偽りの崇拝である。それは虚偽の崇拝である。

Only a man of power can rightly steer the course of civilization. And in this land of creeping mendacity, that one truth will prove its salvation.
文明の舵取りを正しくできるのは、力のある人間だけだ。そして、この忍び寄る托鉢の土地で、その一つの真実が救いとなる。

Come, champion of Eorzea, face me! Your defeat shall serve as proof of my readiness to rule!
エオルゼアの英雄よ、私に立ち向かえ!お前の敗北は、私が支配する準備ができていることの証明となる!

It is only right that I should take your realm. For none among you has the power to stop me!
私がお前たちの領域を奪うのは当然だ。お前たちの誰にも私を止める力はないのだから!

英語版と日本語版の比較

Tell me…for whom do you fight?
問おう……。
うぬは、何のために闘う?

Hmph! How very glib. And do you believe in Eorzea?
ならば、聞こう……。
このエオルゼアに、真実はあるのか?

Eorzea’s unity is forged of falsehoods. Its city-states are built on deceit. And its faith is an instrument of deception.
虚偽で塗り固められた共存。
欺騙によって造られた街。
瞞着するために語られる神。

It is naught but a cobweb of lies. To believe in Eorzea is to believe in nothing.
欺瞞に満ちたエオルゼアに、真実はあるのか。

In Eorzea, the beast tribes often summon gods to fight in their stead–though your comrades only rarely respond in kind. Which is strange, is it not?
蛮神の出現に「人」は恐れ慄き、
恐怖を拭うために「人」が戦う。
……おかしいとは思わぬか。

Are the “Twelve” otherwise engaged? I was given to understand they were your protectors. If you truly believe them your guardians, why do you not repeat the trick that served you so well at Carteneau, and call them down?
この地を護るという「エオルゼア十二神」。
己の守護神と仰ぐなら、ふたたび呼び降ろすがいい。
あの「カルテノー」の時のように。

They will answer–so long as you lavish them with crystals and gorge them on aether.
そして、神を呼ぶ代償として、
クリスタルを喰わせ、エーテルを吸わせればいい!

Your gods are no different from those of the beasts–eikons every one. Accept but this, and you will see how Eorzea’s faith is bleeding the land dry.
うぬ等は気づいているはずだ。
十二神もまた、蛮神に過ぎない……と。
その力に頼れば、地は滅ぶ……と。

Nor is this unknown to your masters. Which prompts the question: why do they cling to these false deities? What drives even men of learning–even the great Louisoix–to grovel at their feet?
この真実を知ってもなお、
愚かな民が、偽りの神に縋るのは何故か。
賢人ルイゾワまでもが、神に縋ったのは何故か。

The answer? Your masters lack the strength to do otherwise!
長が、王が、為政者が、
力無き弱者だからに他ならん!

For the world of man to mean anything, man must own the world.
人の世は、人によって支配されてこそ、
初めて存在価値がある。

To this end, he hath fought ever to raise himself through conflict–to grow rich through conquest.
人は太古より、他者との争いで自己を鍛え、
奪うことで富み、支配することで栄えてきた。

And when the dust of battle settles, it is ever the strong who dictate the fate of the weak.
つまり、争いの果てに、
強者が弱者を導く先にこそ、未来があるのだ!

Knowing this, but a single path is open to the impotent ruler–that of false worship. A path which leads to enervation and death.
力無き弱者が民を導くゆえに、
偽りの神が呼ばれ、地は枯れ、命は死に絶える。

Only a man of power can rightly steer the course of civilization. And in this land of creeping mendacity, that one truth will prove its salvation.
ならば、力有る者が支配すればよい。
欺瞞に満ちたこの地で、愚かな民を救うための真実は、
この一点のみに他ならない。

Come, champion of Eorzea, face me! Your defeat shall serve as proof of my readiness to rule!
「英雄」と呼ばれる貴様たちを倒し、
我が力を天下に示そうぞ!
エオルゼアの真なる王としての力を!

It is only right that I should take your realm. For none among you has the power to stop me!
そして、エオルゼアは新生するのだ!
力有る我が手によって!

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