コンピュータやスマートフォンの自動ロック・スリープは何分が最適なのか?

現在世の中に出回っているほとんどのコンピュータやスマートフォンには電力の節約やセキュリティ・プライバシー保護のために、一定時間操作がなかった場合に端末を自動でロック・スリープする機能がついている。この自動ロックまでの分数は当然短いほうがセキュリティを確保できるが、短すぎると端末が使いにくくなる。一体何分に設定するのが良いのか、個人的な考えをまとめる。

前提条件

自動ロックは重要である

コンピュータやスマートフォンの自動ロックは重要である。特に、スマートフォンやタブレット端末には連絡先データなどの個人情報データベースやウェブの閲覧履歴、写真・動画など様々なプライバシー情報、個人情報が保存されており、しかも小型で持ち運びやすいので簡単に盗まれる。ノート PC も同様である。

また、デスクトップ PC も、他の作業に集中している間に勝手に他の人にデータを閲覧されるなどのリスクが存在する。

これらを防止する上で、自動ロックは重要な対策となる。

スマートフォンやタブレット端末の場合

スマートフォンやタブレット端末の場合、自動ロックまでの分数が比較的短くても大きな問題はないだろう。例えば、iOS の自動ロックは既定で1分に設定されているが、既定値のままでもそこまで不便には感じないだろう。

また、動画再生中など特定の条件下では自動ロックされないという機能が Android、iOS 双方に存在しているようである(筆者はこの点について詳しくは調査していない)。したがって、自動ロックを1分に設定していることで動画視聴中に途中でロックされるような事態も通常発生しない。

そのため、スマートフォンやタブレット端末の自動ロックは1〜3分程度が最適と考えられる

コンピュータの場合

コンピュータの場合、自動ロックまでの分数が短すぎると利用上多少不便になるだろう。例えば、文章を入力したあと、入力内容をしっかりと確認していたら1分以上かかる場合もあるだろう。入力内容確認中に自動ロックが働いたら少々ストレスがたまる。したがって、スマートフォンの場合よりは長いほうが良いだろうと考えられる。

しかし、例えば自動ロックが30分や1時間のような長さに設定されていると、もしかしたらコンピュータの使用者(あなた)は他の作業に気を取られていたり、居眠りしてしまっているかもしれない。そしてその間に他の人があなたのコンピュータ内のデータを勝手に閲覧したり、コピーしたり、削除したり、改変したりするかもしれない。これではセキュリティを確保できない。

そのため、コンピュータの自動ロックは3〜10分程度が最適と考えられる

端末を使わないときは確実に手動でロックする

端末の保護を自動ロックだけに頼るわけには行かない。それ以外の対策も考える必要がある。

コンピュータの前から一瞬でも席を外す場合には、コンピュータをロックする癖をつけることが重要である。例えば、お手洗いで数分席を外す場合や、誰か他の人に呼ばれた場合などはコンピュータをロックするようにする。コンピュータの場合は基本的にショートカットキーを使えば一瞬でロックできる。

また、スマートフォンやタブレット端末でも、使い終わったらすぐにロックする。基本的には、電源ボタンを一回押せば即座にロックされるはずである。